何で、コスタリカへ移住するの? 第五編

2008年1月からコスタリカ、グレシア市の郊外地のフィンカ(finca)と呼ばれる貸家を借りる事になったので、それからは、急遽NC州でやるべき事が増えました。コスタリカの教育制度は、新学年は2月の第一週から始まるので、それまでに、遅くとも2008年の一月末までにはコスタリカへ引っ越しをしなければならないことになったのです。

米国での仕事はもちろん、家や家具などすべてを売らなければなりません。2007年9月から2008年1月までの間にです。それも、一家総揚げでの引っ越し、私達は引越す時には、過去には戻らないと決意の上での決断なのですべて売ってしまわなかればなりません。この家も売りました。幸いにも、最高の不動産業者の友人に頼んだおかげで、翌年2月末には家も売れ、2台あった車もディーラーに引き取ってもらえ、順調に事が運びました。

The last house in NC we lived before moving to Costa Rica

このようにしてすべてが順調に運んでいると思っていた私は、2008年の1月15日に銀行口座を開けるためにコスタリカに5日ほど滞在する予定で来ました。そして、すでに予約をしていた借家に行ったのですが、一月の中旬、風がビュービューで、トタン屋根はガタガタと夜通し音をたて、この家は結構海抜の高い地域にあった事もあり、私は寒くて寒くて、ダウンジャケットを着て、寝る時には、ブランケット3枚位かけてようやく寒さから逃れたという経験をしたのです。寒さを逃れるために米国を離れるというのが、米国脱出の理由の一つだったので、こんな寒い所で、夜も眠れない位の強風の吹き付ける所には、どうしたって住めないと実感。あーあ、どうしよう。

This is the rental house we moved in Grecia, Costa Rica

その家には、ダイアル・アップ接続のインターネットがあったので、私は2日目にインターネット上で、もっと暖かい地域はないかと調べ始めたのです。外国人の退職者が多く移住し、暖かく、「世界で一番気候の良い町」として知られるアテナスという町があるという事は聞いていたので、ネット上で貸家や売家があるか調べてみたら、何と、中世風の太平洋の海が見える家が売りに出ていたのです。

I bought this house because of this ocean view
Inside view of the house I bought in Atenas

翌日さっそくその家を見に、アテナス市に行きました。そして、この丸い窓から、海の地平線上に見える夕日を見たのです。Oh my god!の世界に入ってしまいました。この美しさだけでなく、もう一つ購入する大きなきっかけになったのが、不動産屋と一緒に来ていたコスタリカ人の建築家のおじさんが、この夕日を見て、「あーあ、これこそが、コスタリカの魂だ。この美しさに勝るものはない!」とか、詩人のような口調で言うのにほだされ、何か神秘的な気分になってしまったのです。このアテナス市は、グレシア市と比較するとそれは、温暖だったのです。という訳で、即刻、その場で購入する決断をしてしまうのです。家の建築上の良し悪しの状態とか、24,500平米という広さで、その殆どがジャングルの地所の整備にどれだけの費用がかかるのかとかは全く考えもせず、あの夕日の優美さに惚れ込んでしまったという訳です。ただ、もう一つの理由は、20年位昔に出席したあるワークショップで自分が抱いたイメージの中に出てきたのがこの夕陽と同じだったのです。だからこの夕陽をみて、なぜか、「あーあ、故郷に戻ってきたな。。。」と感じたのです。

 

それが、コスタリカに来てから、3日目の話です。コスタリカで家を買う等という予定は全くなかったので、さあ、たいへん、どこから手をだしていいのか分かりません。まずは弁護士を探す事から始め、小さい貸家に住んでいたアメリカ人夫婦に、コスタリカ人で英語の分かるマリオ弁護士を紹介してもらいました。それと、同時に、大家のマリア女史に助けてもらって、コスタリカ国立銀行にドルおよびコロネスの銀行口座を開設する事ができました。あの当時はDIMEXと呼ばれる移住者用のコスタリカIDが無くても、地域の有力者の紹介と保証があれば銀行口座は開設できたのですが、昨今はそれができなくなりました。すべての面で規制が徐々に厳しくなってきています。

The lawyer who helped me buy this house

この男性が、マリオ弁護士です。彼には、米国に戻る5日目の日、つまり、1月20日の朝9時に初めてお会いし、家の購入の依頼をし、同日午前11時に飛行場へ向かいました。その後2週間の間にインターネット上で売り手オーナーと交渉をし、2月4日コスタリカ移住をするため飛行機にのり、2月5日にはこの家のオーナーとなりました。これからが、私達家族の真の意味でのコスタリカ冒険記が始まります。楽しみにお待ちください。

ひさのについて

高校3年の時、「魅せられたる魂」という本を読んで自分の人生がガラッと変わり、それから「世界の架け橋」になるという乙女チックな夢を追いかけ今日に至っています。日本、米国、そしてコスタリカという三ケ国で仕事をしながら生活をしてきました。30年以上の間、通訳や翻訳の仕事をする事で色々な国にも訪れ、それらの経験から気づいた事や感じた事をこのブログに投稿しています。また、英語を教え始めてから50年、その間にズーっと願ってきた事なども記載しています。喜々姫という名前は、私は前世ではお姫様だったと信じており、今世においては、常に喜びに溢れた生活をするという気持ちから、喜々姫の名前で書いています。皆様に、愛、自由、美、喜びがあふれる毎日でありますように、そのために私が微力ながらもお役に立てますように。

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